AnnとKaoriの出会い そしてarikaへ

きっかけ
Kaoriは幼少の頃にモンゴルという国を知ってから行ってみたい国の一つであった。2024年のある時、心せかされるようにモンゴルに行きたいという思いが急に高まり、その日の晩にモンゴル行きの航空券を申し込んだ。

AnnとKaoriの出会い
計画を立てたはいいものの、不安を覚えたのが現地での食事である。Kaoriは元々羊肉が苦手であったため、現地で遊牧民の方にごちそうしてもらっても食べられないとなれば失礼である。そんな時、母から金沢にモンゴル料理屋があるから行ってみればと紹介された。
旅行を翌月に控えた7月、Annが営むモンゴル料理店AnnChaiを訪れた。そこで食べた羊料理はこれまで食べてきた羊肉とは違い、大変おいしく、これならば現地に行っても大丈夫と自信を付けた。
これがKaoriとAnnとの出会いである。

はじめてのモンゴル
2024年8月初めてモンゴルの大地を踏みしめ、その広大さに心打たれる。遊牧民と過ごした1泊2日は夢のような時間で、彼らの営みは大変合理的で無駄がなく、本来の人間らしい姿に感動を覚えた。我々先進国がお金と労力を使って「サステナブルな生活を」声高に言いながら、結局は自然に負荷をかけながら生きていることが恥ずかしく思った。一体どちらが先進的なのか分からなくなった。

驚きと再会
さて、遊牧民の食事であるが、驚いたことに、金沢で食べた味と変わらない。AnnChaiで出される料理が決して日本人にこびた味ではなく、現地の味を忠実に提供していることが分かった。
日本に帰ってきて、Annにモンゴルの感想を伝えに、改めてAnnChaiに訪れた。モンゴルで撮った写真を見せながらAnnと様々な話をするうちに、Ann自身の考え、彼女の故郷 内モンゴルの現状、そして日本に居ながらモンゴルをどうしていきたいかを知った。

arikaへ
Annは故郷モンゴルのためにarika設立を決意。まずは、これまで日本で行われていなかったモンゴルの酒類の輸入を開始。そしてモンゴル大好きなKaoriはサポート役としてarikaの、そしてモンゴル文化の発展を陰ながら支えている。